先生があなたに伝えたいこと / 【高橋徹次】かかりつけ医を持ち、定期的にメンテナンスすることが歯の寿命を延ばすことにつながります。いつまでも笑顔で、なんでもおいしく噛んでいただくために、インプラントも視野に入れた治療を行っています。

先生があなたに伝えたいこと

【高橋徹次】かかりつけ医を持ち、定期的にメンテナンスすることが歯の寿命を延ばすことにつながります。いつまでも笑顔で、なんでもおいしく噛んでいただくために、インプラントも視野に入れた治療を行っています。

高橋徹次歯科診療室 高橋 徹次先生

高橋徹次歯科診療室
たかはし てつじ
高橋 徹次 先生
専門:歯科

高橋先生の一面

1.最近気になることは?
北海道の地震や西日本の豪雨など、災害や異常気象が気がかりです。地球温暖化の影響で、北海道でも昔とは獲れる魚の種類が変わってきました。(笑)。

2.休日には何をして過ごしますか?
ロードバイクに乗ったり、家族で山に登ったりしています。最近ではロードバイクで阿寒湖まで往復7時間かけて行ってきました。

先生からのメッセージ

かかりつけ医を持ち、定期的にメンテナンスすることが歯の寿命を延ばすことにつながります。いつまでも笑顔で、なんでもおいしく噛んでいただくために、インプラントも視野に入れた治療を行っています。

高橋徹次歯科診療室 高橋 徹次先生Q. 歯の病気にはどんなものがあるのでしょうか?

A. 歯周病や虫歯が最も多く、ほかには顎関節症(がくかんせつしょう)などもあります。歯周病は歯茎の炎症から歯を支える骨が溶けてしまうもので、サイレント・ディジーズ (静かな病気) といわれ、自覚症状がないまま進行し、気づいたときには手遅れになっていることが多いのです。いまでは、成人のほとんどの方が歯周病になっているともいわれています。

Q. 歯周病はなぜこれほどまでに増えたのでしょうか?

A. 昔に比べて堅いものを食べなくなり、唾液の分泌量が減ったことも原因の一つではないかと考えられています。

Q. 虫歯には色々な種類があるのでしょうか?

A. 進行すると穴があき、歯髄炎(しずいえん)になると神経を取らなくてはなりません。虫歯は自然治癒せず、気づかない間に進行していきます。

Q. どういった治療法がありますか?

A. 基本は虫歯になった部分を削りますが、虫歯菌を薬で溶かして取る方法もあります。歯の神経を残すことが歯の寿命を延ばすことにつながるので、削り過ぎないようにする必要があります。

Q. 歯を悪くする原因は何ですか?

A. 日々のブラッシングで歯垢を落としきれず、プラークコントロールができていないことが原因です。
歯を磨かない人はいませんが、「磨いている」と「磨けている」とは違います。「磨いている」とおっしゃる方でもほとんどの人に磨き残しがあります。
そのため、当院ではブラッシング指導に力を入れています。まず、歯周病検査を行い、歯と歯茎の間の歯周ポケットの深さを測ります。毎食後にできれば一番いいのですが、歯周病菌は寝ている間に活動するので、寝る前にとくにしっかり磨いてもらうよう指導しています。歯ブラシだけでは磨ききれない奥歯や歯と歯の間の細かい部分は歯間ブラシやフロスなどの補助器具も使いながら、正しいブラッシングの技術を身につけてほしいと思います。
高齢の方など、ブラッシングが難しいようであれば、あてるだけで細かく振動して汚れを取る電動歯ブラシを使うのもいいでしょう。まずは日々のブラッシングを習慣づけることです。

Q. 親知らずは抜いてしまったほうがよいのでしょうか?

A. 無理に抜く必要はありませんが、噛み合わせが悪いようであれば抜いたほうがいいでしょう。

Q. 若くても歯がなくなることはありますか?

A. 虫歯や若年性の歯周病で歯がなくなったり、スポーツや事故で歯が欠けたりすることがあります。

Q. 歯がない部分にはどのような治療法が考えられるでしょうか?

A. ブリッジや入れ歯(義歯)、インプラントといった選択肢があります。「ブリッジ」は残っている歯がある程度あり、歯で噛む力がある場合に両隣の歯に橋渡しを行って人工の歯を被せるもので、「入れ歯」は歯に噛む力がない場合に、失った歯の周囲に金属の留め金を付けて人工の歯を歯茎の上に乗せて歯茎で噛めるようにするものです。当院ではインプラントを希望される患者さんが多いです。

Q. 「インプラント」とはどういうものですか?

A. 歯がなくなってしまった部分に「フィクスチャー」という人工歯根を埋め込み、「アバットメント」という土台をつなぎ、その上に人工の歯を被せるものです。自分の歯のように噛め、取り外しをしなくてすむことがメリットです。

インプラント

Q. インプラントに向かない人もいるのでしょうか?

A. 持病のある方は、治療薬によっては顎の骨の炎症を起こす恐れがあるので事前に医師への相談が必要です。成長段階にある若い方は、顎の骨の成長が止まる20歳くらいまでは行わない方がいいでしょう。とくに持病がない方であれば、80歳以上であってもインプラントにすることは可能です。数本のインプラントで入れ歯を固定できる「インプラントオーバーデンチャー」と方法もあるので、高齢の方にもインプラントはより身近なものになっていくと思います。

インプラントで入れ歯を固定する方法

ただ、年齢、歯の質を問わず、プラークコントロールができない方にインプラントはお勧めしません。ブラッシングの習慣がなければ磨き残しで歯を悪くして、長持ちしないからです。インプラントは保険がきかない高額治療になるので、できるだけ長く持たせてほしい。そのために、インプラントを希望される方でプラークコントロールが十分でない方には、まず歯を磨く習慣をつけるようにお願いしています。

Q. 美容目的でインプラントを選ぶ人もいますか?

A. 健康診断の際に入れ歯を外さなくてはならないことを嫌がる女性の方もいらっしゃいます。

Q. インプラント手術はどこでも可能ですか?

A. 日本口腔インプラント学会などの団体に所属する歯科医がいる医院、インプラントの症例数があり、メンテナンスをしっかり行っている歯科医院を選ぶとよいでしょう。

Q. 歯科医もセカンドオピニオンをした方がいいでしょうか?

A. 歯科医によって素材の選び方や治療に対する考え方が違いますから、別の角度から情報を得るうえでセカンドオピニオンを求めるのもいいと思います。

Q. インプラントの素材について詳しく教えてください。

A. 現在は、チタン合金で歯との接触面積を増やすものが増え、見た目も天然歯に近いものが主流になっています。当院では25年以上前からインプラント手術を行っており、いまでは半分以上がメンテナンスの患者さんです。それだけ耐用年数があることが実証されているわけですが、近年は素材の強度が増しているのでさらに耐用年数は延びると考えられます。

Q. 手技も進歩しているのでしょうか?

A. 口腔内スキャン、模型と照らし合わせて3次元の画像診断も行えるようになり、サージカルガイドを使うことでより正確な手術が可能になりました。ピエゾ(超音波切削機械)の導入で術後の腫れが少なくなり、治りも早くなりましたし、笑気 (しょうき) ガスを使った麻酔で患者さんにとっても手術のストレスは軽減されています。

サージカルガイド

Q. インプラントが折れてしまうことはあるのでしょうか?

A. 当院では3000本以上のインプラント手術を行ってきましたが、これまでに折れたのは生の玄米をかじったという方だけです (苦笑)。通常の使い方で折れた例はありません。

Q. 費用はどれくらいかかるのでしょうか?

A. 保険適用外で、歯や顎の状態によっても異なりますが、当院では1本24万から32万円程度で行っています。

Q. 手術の流れについて教えてください。

A. 全身疾患がないか診断を行い、CTを取って顎の骨の高さや幅、太さを計測して最適なインプラントを選び、3次元画像で設置角度などをシミュレーションします。手術当日は麻酔をして歯茎を切開し、ドリルでインプラントを埋めていきます。その後、止血の確認や術後の注意事項を説明しています。

Q. リスクはあるのでしょうか?

A. 神経を損傷すれば麻痺が起こることもありますし、感染したら膿が出たり、インプラント設置後の冷却が十分でないと火傷を起こしたりする可能性があります。

高橋徹次歯科診療室 高橋 徹次先生Q. 先生が手術をするうえで心がけていらっしゃることはありますか?

A. 術前の診断、シミュレーションを綿密に行い、100%の準備をすることに尽きます。どれだけ器具が進歩しても最終的には直視直達で、安心安全な治療を行うことを心かげています。

Q. 手術後、日常生活の制限はありますか?

A. 歯茎の腫れがひくまでは激しい運動や飲酒を控えていただきます。神経を損傷するようなことがなければ、それほど痛みを伴うことはありません。

Q. インプラントを長く保つにはどうしたらいいですか?

A. 3ヵ月に一度は歯科医院を受診し、歯のクリーニングと噛み合わせのコントロールを行っておくことです。噛み合わせはインプラントを入れることで変わりますし、年齢とともに変わっていくものです。日々のケアで磨ききれない部分は歯科医のケアを受けることで歯周病の予防につながります。

高橋徹次歯科診療室 高橋 徹次先生Q. 歯の健康を保つためのアドバイスをお願いします。

A. かかりつけ医を持ち、定期的にメンテナンスすることが歯の寿命を延ばすことにつながります。何よりも患者さんの意欲にかかっています。

Q. 最後に患者さんへのメッセージをお願いいたします。

高橋 徹次先生からのメッセージ

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*本ページは個人の意見であり、必ずしも全ての方にあてはまるわけではありませんので詳しくは主治医にご相談ください。

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