骨折しやすい4つの部位
大腿骨近位部骨折の特徴
骨折しやすい部位の中でも、大腿骨近位部骨折は生活の質を著しく低下させる原因となります。
大腿骨近位部を骨折すると、手術までのしばらくの間ベッドに寝たきりになり自由に動けない状態が続きます。
そうすると気持ちに張りがなくなり、認知症の症状がでてきやすくなります。
また体全体を自由に動かせないため、筋力や体の機能が衰えてしまい、骨折した部分だけでなく体全体の動きまで弱まってしまいます。
実際、介護が必要となった原因の5位に骨折・転倒がランクインしています。
厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」/平成19年より
骨折・転倒に気をつけることは、寝たきりの予防にもなります