人工膝関節置換術 体験インタビュー (T.Y.さん)
5.最後に一言
いい先生との出会いから、今のT.Y.さんの元気な生活があるわけですね。
はい。自分でも驚くほど元気なって、走れるんじゃないかと思うほどです。「T.Y.さん、手術して元気になったんやねぇ」と会う人会う人に言われて、私もシャンと直立不動の姿勢をしてみせるんです。いつの間にか、私があちこち歩き回っているらしいと噂になるほどで(笑)。周りに「元気や、元気や」言われると、家族も同じようにうれしいようですよ。
みなさんの声が励みにもなって。
先生にも周囲の人にも「よかった、よかった」と言われるとうれしいもんです。グランドゴルフも始めましたし、選挙の立会いとか、相変わらず町のいろいろなな役を頼まれ、忙しい毎日です。
充実されてますよね。ほかに心に残っている言葉というのはありますか?
そうですねぇ。手術後すぐに先生が病室に来てくれて、「ちゃんと手術したから」と力強く言ってもらったことを覚えています。こちらも前向きな気持ちになれました。
最後に、同じ悩みをお持ちの方へのメッセージをお願いします。
あくまで私個人の経験からですが、手術を前向きに考えられてはいかがでしょう、とお伝えしたいです。膝が痛ければ早めに病院へ行き、何より状態をよく診てもらうことですね。もちろん、手術後の経過などは人それぞれでしょうし、そういうことを含め、不安なことがあれば何でも先生に聞けばいいと思います。私の主治医の先生は、手術を強制することなく「決めるのはご自分ですよ」と言ってくれます。だからこそ先生とコミュニケーションをとって、信頼関係を築かれることが大切だと思うのです。
※対談の内容はあくまで体験者の感想です。症状や結果には個人差があるため、詳しくは専門医にご相談ください。