人工肘関節置換術 体験インタビュー
手術後の生活
4.今の生活の満足度
手術をされて、今の生活はいかがですか?
やっぱり痛みがないのが何よりです。服も着られるようになったし、ボタンも自分で留められますし、お箸も右手で持てます。それに運転もね。今日も車で来たんですけど。
え、車! 73歳で運転というのはすごいですよ。
姉は80歳で乗ってますよ(笑)。手術して、この頃は前のようにずっと車なんです。畑も少し遠くて、車で7、8分ですから。
乗れないと不便ですよね。
週に3回、デイサービスに行くおじいさんも乗せます。おじいさん、今日はお店番してくれてるんですよ。
5.今も覚えている言葉
手術に際して不安はなかったのでしょうか。
それは怖かったですよ。「恐ろしいから、手術しない」、と言いましたよ。
じゃあ、先生からの励ましなどもあって?
主治医の先生が一生懸命、「上手な先生が来て、手術してくれますから」と、「痛いし辛いから治してもらいましょう」とも言って下さって。親身になってくれるのがうれしくて、私もそれならという気になりました。入院中も、必ず1日1回は顔を出してくれて、不安が和らぎました。
今ではご家族も喜ばれていることでしょうね。
「早く手術してもらったらよかったのにね」って。でも痛くならないとなかなか決心つきませんものね。
6.最後に一言
同じ悩みをお持ちの方にメッセージをお願いします。
痛さや辛さを我慢せず、なるべく早くということでしょうか。いい人工関節がありますから。先生とまずはよく相談して、と思います。自分のことを自分で出来るって、やっぱりいいもんですよ。
ありがとうございます。いつか元気に畑仕事をされるNさんにお会いしたいです。
畑仕事もまぁ、生き甲斐みたいなもので。働けることはありがたいですよね。では、今日もこれから車を運転して帰ります!(笑)
※対談の内容はあくまで体験者の感想です。症状や結果には個人差があるため、詳しくは専門医にご相談ください。