関節が痛い
「人工関節とは?」の詳しいご説明と、関節痛や股関節・膝関節の痛み(股関節痛、膝関節痛、骨折等)の情報をご提供するサイト
先生があなたに伝えたいこと
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滋賀県立成人病センター(滋賀県)
川那辺 圭一 先生
(専門:股関節外科)
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▼Q.手術も安全性も高まっているのでしょうか?
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川那辺 圭一 先生
A.人工股関節置換術の合併症として考えられるのは、大きくは術後感染症、静脈血栓症、脱臼の3つです。なかでも一番気をつけないといけないのが感染症ですが、当院ではここ数年は発生していません。質がよくなった抗菌剤を適切に使うこと、手袋、シーツ、手術器具の素材などが改良されていること、さらには、スタッフ一同が徹底した感染防止対策を行うことにより、感染の比率は格段に低くなりました。静脈血栓症も新しい抗血栓薬を使用することで減少してきています。脱臼に関しては手術後半年までに起こることが多いのですが、これを防ぐ手術手技の進歩、また、ポリエチレンの進化で摩耗が軽減され、大きな骨頭が使えるようになったことで、やはり減少しています。以前は摩耗を考慮していたために臼蓋側のポリエチレンに1cmほどの厚みが必要であり、今より入れられる骨頭が小さかったんです。そうすると動いたときに骨頭と臼蓋の骨とがぶつかって脱臼を起こしやすかったんですね(下図参照)。現在、私は、大きな骨頭と細いステムのネックの組み合わせで手術を行っています。

骨頭径の違いによるジャンピングディスタンスの差
(骨頭が小さい場合)

人工関節の一部がソケットに接触する

骨頭ボールがソケットに乗り上げる(脱臼する)

骨頭径の違いによるジャンピングディスタンスの差
(骨頭が大きい場合)

人工関節の一部がソケットに接触する

骨頭ボールがソケットに乗り上げる(脱臼する)


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Q. 股関節、とりわけ人工股関節の専門家でいらっしゃる先生に、人工股関節にまつわるさまざまなことをお聞きしたいと思います。まずは、そもそも人工股関節が開発された理由は何なのでしょうか?

Q. 変形性股関節症の痛みや動きの制限は、人工股関節によって解放されるものなのでしょうか?

Q. 人工股関節の手術はどれくらい前から行われているのですか? 歴史について教えてください。

Q. 少し今の人工股関節に近づいてきましたね。

Q. 2000年に入ってぐっと進化したわけですね。

Q. 歴史が大変よくわかりました。では、日本ではいつ頃から手術が始まったのですか?

Q. 欧米に比べるとずいぶん遅かったのですね。

Q. 人工股関節にも種類があるのですか?

Q. その2つは使い分けするものなのですか?

Q. こちらの病院では、セメントレスとセメントタイプではどちらの症例が多いのでしょうか?

Q. 股関節脱臼が減少した要因とは何でしょうか?

Q. そういう事実もあったのですね。ところで、骨盤側(臼蓋側)はそのままで、大腿骨側だけ人工物に入れ替える手術もあるそうですが。

Q. お若い方ですと、人工股関節を入れ換える、再置換の可能性もあるかと思うのですが。

Q. 再置換用の人工股関節というのはあるのですか?

Q. わかりました。それでは最新の人工股関節はどのような機能を持っているのでしょうか?

Q. 手術も安全性も高まっているのでしょうか?

Q. 今日は興味深いお話をありがとうございました。最後に、人工股関節の将来について、先生はどのようにお考えでしょうか?

Q. 最後に患者さんへのメッセージをお願いいたします。

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*本ページは個人の意見であり、必ずしも全ての方にあてはまるわけではありませんので詳しくは主治医にご相談ください。


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