ロコモティブシンドローム / ロコモーショントレーニング(ロコトレ)

ロコモティブシンドローム

ロコモーショントレーニング(ロコトレ)

ロコモにはいろいろなレベルがあり、それはどれくらい歩けるかによってわかります。十分に歩ける人と、よく歩けない人では、ロコトレのやり方も違います。
自分にあった安全な方法で、まず開眼片脚立ちとスクワットを始めましょう。
この2つの運動とともに、その他のロコトレも積極的に行いましょう。
※治療中の病気やケガがあったり、体調に不安があるときは、まず医師に相談してから始めましょう。
無理をせず、自分のペースで行いましょう。また、食事の直後の運動は避けましょう。
なお、痛みを感じた場合は運動を中止し、医師に相談しましょう。

ロコトレその1 開眼片脚立ち

床に着かない程度に片足を上げます。必ずつかまるものがある場所で行いましょう。
左右1分ずつ、1日3回行いましょう。

転倒しないように、必ずつかまるものがある場所で行いましょう 床に着かない程度に片足をあげます
支えが必要な人は、医師と相談して机に手や指をついて行います。

支えが必要な人は、医師と相談して机に手や指をついて行います。

ロコトレその2 スクワット

椅子に腰かけるように、お尻をゆっくり下ろします。
お尻を軽く下ろすところから始めて、膝は曲がっても90度を超えないようにします。
深呼吸をするペースで5~6回繰り返します。これを1日3回行いましょう。
痛みを感じた場合は、お尻を下ろし過ぎないようにしたり、机などを支えに使ったりしてみて下さい。

安全のために、椅子やソファーの前で行いましょう 足は踵から30度くらい外に開きます。体重が足の裏の真ん中にかかるようにします。 膝がつまさきより前に出ないようにします。膝が曲がる向きは、足の第二趾の方向にします
支えが必要な人は、医師と相談して机に手や指をついて行います。
机に手をついてのスクワット
スクワットができないときは、椅子に腰掛け、机に手をついて、腰を浮かす動作を繰り返します。
ロコトレその3 その他のロコトレ

開眼片脚立ちとスクワット以外にも、いろいろな運動を積極的に行いましょう。

ストレッチ ウォーキング 関節の曲げ伸ばし ラジオ体操 各種スポーツなど

ロコモティブシンドロームとは

日本整形外科学会 ロコモパンフレット2010年度版から

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