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人工膝関節置換術 体験インタビュー (T.Y.さん)

3.現在の生活の満足度

「y」T.Y.さん「f」インタービュア

日常生活の中で特に気をつけておられることはありますか?

やはり転ばないように気をつけることと、重い物を持たないということですね。何の気なしに重い物を持ってしまったりして、よく女房や息子に止められます(笑)。それ以外ですと、膝に負担がかからないよう寝るときは布団からベッドにしました。お風呂には椅子を置いていますが、お風呂用の低い椅子ではなくて子ども用のちょっと大きめの椅子にしています。

では、特にご不自由を感じられることもなく?

不自由はほとんどありませんね。正座はできないですが、人前でも「胡坐で失礼します」と言えば問題ありませんし。食事面の制限もないですしね。ただ最近、ふと膝に重みを感じることがあります。ですから前にも増して歩くことを意識しています。筋肉を鍛えないといけませんから。歩く距離を少しずつ延ばして、あとは自転車漕ぎ。なるべく動くようにしています。

手術をされ、小豆島八十八ヵ所巡りもより楽しくなったのではありませんか?

お陰様で。50年近く続けていることで毎年4月に行っていますが、手術前は石段を上るのも辛かったですし、山道の場合は車の中で待っていて、誰かに代わりにお参りをしてもらっていました。今年も4月の3日~5日に行きますが、今では石段も山道も、ほぼ問題なく歩けるようになりました。
 実は昨年の9月には、お参りで四国八十八ヵ所の青龍寺へ詣でまして、100段以上も石段があったのですが上り下りができ、「もうこれで大丈夫だ」と確信しました。

年齢を感じさせませんね。

そうでしょうか(笑)。今年の節分には、小豆島の石門洞というところへ行き、千巻心経をあげてきました。午後2時から翌日の昼前まで4班で交代しながら心経をあげるんです。そのときは胡坐だったのですが、体力的にそういうこともできるようになりました。長丁場でしたが、ひとつの挑戦のつもりで参加したんです。

T.Y.さん写真

インタビュー目次

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※対談の内容はあくまで体験者の感想です。症状や結果には個人差があるため、詳しくは専門医にご相談ください。

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