私の人工股関節手術 写真日記
1.手術を受けるまで
私は、先天性股関節脱臼、そしてペルテス病により両側の人工股関節置換術を受けました。痛みのある時は安静にし、また出産により痛みが増した時には周囲の理解を得て休暇をとるなどして、看護師として働いて36年目になります。股関節の痛みが少しずつ現れ始めたのは働き始めた20歳の頃からでした。
そして痛みで目が覚めるほどにまでなった50歳過ぎ、手術を受ける覚悟を自分でつけました。その時には、(※)跛行(はこう)もひどくなり、遠くからでも痛みを抱えていることがわかるようになっていたそうです。娘の出産と重なり、いろいろと手助けしながら手術に備えなければいけなかったのが大変だったと思い出されます。
※歩行に異常をきたし、脚をひきずって歩くこと
手術室いよいよ...
手術室にはストレッチャーに寝かされて入るのではなくなんと自分の脚で歩いて入りました。いよいよです...
4番ルーム 手術中のランプも点きます
手術中にはランプがつきます。ここはまるでテレビドラマのようです。
手術台と麻酔器
手術台に寝かされて、やっと緊張がおそってきます。
GICU(集中治療室)
手術直後にはGICU(集中治療室)に入ります。
点滴、痛み止めの硬膜外チューブ、排尿チューブ、心電図モニターなどいろいろなチューブに繋がれています。このような状況に、患者さんが一時取り乱してしまうことを"スパゲッティ症候群"と呼んでいます。
両人工股関節置換術の術前術後の様子
※対談の内容はあくまで体験者の感想です。症状や結果には個人差があるため、詳しくは専門医にご相談ください。