人工関節に触れてみよう
大阪市立科学館(大阪市北区中之島)
大阪市立科学館では常設展で人工関節が展示されています。
2008年7月18日(金)よりリニューアルオープンした大阪市立科学館では 3階の「身近に化学」チタンコーナーで人工股関節(じんこうこかんせつ)が展示されています。
時計やマグカップ、ゴルフクラブのヘッドなど身の回りのいろんなものに使われているのですが、実は人工股関節のこの部分もチタン合金なのです。(右図)
体の中で骨を支える人工関節がこうしてコップと一緒に並ぶと少し変な感じがしますか?しかしチタン合金は、体に触れてもアレルギーがおきにくいといわれており、医療材料として活用されているのです。
普段はあまり目にする機会のないものだからでしょうか、お子さまから外国の方まで、多くの人が足を止めて見ています。
ちなみに、日本で使用されている人工股関節には、輸入品もあるのですが、こちらは日本で作られたものです。 ぜひ一度ご覧ください。
大阪市立科学館
住所: 大阪府大阪市北区中之島4-2-1
アクセス: 地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」3号出口から西へ徒歩8分
概要: 天文・物理・化学分野の資料や実験・観察装置を収集・展示しており、見たり、触れたりしながら、自然の法則や科学の原理を学べます。
ホームページ: https://www.sci-museum.jp/