小学校の授業に人工関節が登場!
小学校の授業に京セラの人工関節が登場!2011年9月15日
約2年ぶりとなるゲストティーチングです。場所は同じく岐阜県、揖斐川町立揖斐小学校。2007年に建て直されたピカピカの学校です。同県は国内屈指の森林県。教室や廊下には至る所に木材が使われていて、とても温かい感じがします。
前回、2009年の授業は初めてのことでもあり、戸惑いや失敗がありましたが、今回はその時の反省を踏まえて色々な工夫をしてみました。今回の講師役はマーケティング担当N氏。仕事柄、プレゼンテーションはお手の物だけど、相手は小学4年生。いつもより緊張したそうです(N氏談)。
でも、いざ授業が始まってみると、30人の子ども達の目力と質問攻めが、N氏の緊張感を吹き飛ばしてくれました。クイズに答えてもらったり、模型で説明したり、本物の人工関節に触ってもらったり...あっという間の60分。私たちは、ご両親からもらった体がいかに精巧でかけがえのないものか、そして、それに追いつくことはできないけれど、追いつこうと努力している私たち人工関節メーカーのことを伝えたかったのですが、その思いは届いたと思います(先生の後日談)。
授業のあと先生から、「学外の色々な分野の方々に、このような授業をしてもらっているのは、子ども達のキャリア形成のことも考えているからなんです。」というお話しがありました。十数年後、この日の子ども達の中から、人工関節の分野で活躍する社会人が生まれているかもしれません。そんなことを考えながら、小学校を後にしました。