人工関節手術後の患者さん 遠足にでかける!
植物園
最後の目的地は、鳥とふれあえる温室の植物園でした。敷地はとても広いのですが、ベンチやイスがたくさんおいてあり、少し疲れたみなさんは座りながら花を見たり、ソフトクリームを食べたり、各々ゆったりとした時間を過ごされていました。
ある患者さんからゆっくりお話をうかがうことができました。
いつ手術を受けられたのですか?
人工股関節の手術を4ヶ月前に受けました。今は痛みはありません。
痛みはどれくらい前からあったのですか?
5年ほど前から杖をもつようになりました。杖を持って外出して、もしも杖を落としたりすると大変なんですよ。自分で拾えないから。だから"今せっかく若いのに、自由に動けないなんて!"と考えて手術を決意しました。
実は12月にはリュ・シウォンのコンサートに行くんです。韓国スターが好きで、来年はその仲間と韓国旅行に行こうとも計画しています。必ず実現させますよ。そして手術を受けてよくなった今、自分でできることは自分で!と強く思いますね。
手術後の生活を前向きに考えて楽しまれているんですね。今感じていることはありますか?
若い年齢で手術をしたので、"1回で済むように"と願っています。また、インターネットなどで、人工関節の手術を受けられた患者さんのページを読むと、いろんな患者さんがいることを知ることができます。励まされますし、また、みんながどんなことを不安に思っているかわかるので、むだな不安がとりのぞけることがあります。このインタビューが掲載されるのも、楽しみにしています。
バスの中でも終始、おしゃべりと笑い声が絶えない遠足で、みなさんのパワーをいただくことができました。人工関節の手術を受けたとは思えないほど、元気で、手術後の生活を心から楽しんでおられるのが伝わる遠足でした。
快く写真撮影を許可してくださり、お話を聴かせていただいたみなさまに心より感謝申しあげます。
※本ページの内容はあくまで体験者の感想です。症状や結果には個人差があるため、詳しくは専門医にご相談ください。