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検査

膝関節

X線CT

X線を利用して、体を輪切りにしたような写真を撮影できる医療機器として、一般的に利用されている画像診断機器がCT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)です。関節や脊椎の病気をはじめ、骨腫瘍(こつしゅよう)の拡がりなどの診断に有用です。また最近では、体を螺旋状に撮影して得られた情報から、コンピュータ処理で立体画像を作成することも可能となり、様々な部位の診断に応用されています。更に、X線CTにより得られたデータを利用して、ナビゲーションと呼ばれる医療機器を用いた、コンピュータ支援手術も盛んに実施されるようになっており、単なる検査の目的でだけではなく、治療を行う上でも、非常に重要な画像診断機器として数多くの医療機関に導入されています。

全ての関節が適応となりますが、股関節では変形性股関節症の重症度診断や大腿骨頭の圧潰(あっかい:骨がつぶれること)の範囲、膝関節では変形性膝関節症の重症度の診断などに用いられます。肩関節では、外傷性肩関節前方不安定症における水溶性ヨード造影剤を使用した二重CT関節造影が、有用性の高い検査として実施されています。


その他に、X線CTは骨腫瘍の存在診断や質的診断にも使用されています。しかし、最近ではMRIの普及により、骨腫瘍の広がりの範囲を診断する時にはMRIが使用されるようになってきています。脊椎においては、圧迫骨折や骨腫瘍の診断などに使用されます。

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