人工関節と関節痛や股関節・膝関節の痛み(股関節痛、膝関節痛、肩関節痛、肘関節痛、足関節痛)の情報サイト:関節が痛い.com
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[種類]

変形性膝関節症や関節リウマチなどにより変形した関節を、金属やセラミック、ポリエチレンなどでできた人工膝関節で入れ替えることで痛みがなくなり、歩行能力がかなり改善されます。患者さんの年齢や骨の形状、質によって、骨セメントを用いる場合とセメントを使用せずに直接骨に固定する場合とがあります。
手術時間は通常1~2時間程度です。手術には感染を予防するため、クリーンルームを使用して行います。
ほとんどの患者さんは術後6週間以内に杖を使って歩くことができます。ほとんどの場合、痛みやこわばりが解消し、多くの日常的な動作ができるようになります。入院期間は約1ヵ月程度です。
入院中に、日常生活動作、特に、入浴、階段昇降、畳での生活、トイレ動作について訓練します。
TKAは膝関節の悪い患者さんに多くの恩恵をもたらしますが、長い年月が経過すると緩みが生じ、入替え(再置換)の手術が必要となる場合があります。しかし、再置換手術を受けることになっても、1~1.5ヵ月の入院で、ほぼ元通りに復帰することが可能です。手術の合併症として、感染、血栓症などのリスクもありますので、手術に際しては、専門の医師によく相談されることをおすすめします。
退院後は、最初の1年は3ヵ月毎、退院後2~3年間は半年毎、その後は年1回受診し、経過観察を受けます。退院後は、手術前にできたことは手術後もほぼできると考えて差し支えありません。自転車や車の運転は退院後数ヵ月でできるようになりますし、水泳やサイクリング、またゴルフやハイキング程度の山歩きもできるようになり、筋力低下や骨粗鬆症の予防にもなります。
1日5~6,000歩程度が目安ですが、旅行時に長く歩いても問題ありません。
注意点としては、長い階段昇降や床からの立ち上がり動作を頻回に行うと、人工膝関節に負担がきますので気をつける必要があります。